入れ歯・義歯について
入れ歯を使用する際には、多くの方がフィット感が悪かったり、異物感、発音の問題があったりと様々な悩みや課題に直面します。これらは日常生活において大きなストレスとなります。また、入れ歯が見た目が自然でない場合や、周囲の歯への影響も気になるポイントです。
入れ歯の特徴
入れ歯は、その手軽さと経済性から多くの方に選ばれています。手術を必要とせず、比較的短期間で製作が可能であり、取り外しができるため、清掃が容易で衛生的です。
入れ歯のメリット
– 経済的
保険適用の場合低コストで製作可能。またインプラントと比較すると費用を抑えられる。
– 手術不要
全身状態が不安定な方でも使用できる。
– 短期間での治療
複雑な手術が不要なため、迅速な治療が可能。
– 清掃が容易
取り外し可能で、日常のメンテナンスがしやすい。
入れ歯のデメリット
– 審美性の問題
ばねが見えることで見た目に影響が出ることがある。
– 周囲の歯への影響
ばねで固定するため、周囲の歯に負担がかかる。
– 咬合力の低下
固い食べ物が食べにくくなることがある。
– 異物感
慣れるまでの間、違和感を感じることがある。
保険の入れ歯と自費の入れ歯の違い
保険適用の入れ歯は、素材やデザインに制限がありますが、自費の入れ歯はより自然な見た目と快適な装着感を提供します。
項目 | 保険適用 | 自費 | 詳細 |
費用 | 数万円程度 | 数万円~数十万円 | 使用する材料や治療内容によって異なる |
材料 | プラスチック製 | 金属、ジルコニアなど | 審美性の高い素材や、金属アレルギー対応素材も選択可能 |
機能性 | 最低限の機能性 | 噛む力や装着感などが優れている | より精密な作りのため、機能性が高い |
審美性 | 自然とは言えない | 歯の色に近い素材、金属バネなし設計など | より自然な見た目を実現できる |
治療期間 | 比較的短期間 | 長くなる | 精密な作りのため、製作期間が長くなる |
調整 | 難しい場合がある | 調整しやすい | 精密な作りのため、調整がしやすい |
保証 | なしの場合が多い | 歯科医院によって設けられている場合がある | 安心感がある |
保険の入れ歯、自費の入れ歯どちらを選ぶべきか
希望・条件 | 保険適用 | 自費 |
費用を抑えたい | ○ | × |
機能性を重視したい | × | ○ |
審美性を重視したい | × | ○ |
治療期間を短くしたい | ○ | × |
調整がしやすい方が良い | × | ○ |
保証が欲しい | × | ○ |
当院で扱っている入れ歯・義歯
レジン義歯
保険適用で経済的な選択肢でありながら、患者様の口腔内に合わせた精密な製作を行います。レジン義歯は、日常のメンテナンスが容易で、多くの患者様に選ばれています。
金属床義歯
金属床義歯は、薄くて軽量でありながら丈夫な構造を持っています。異物感が少なく、衛生的なため、長期間の使用にも適しています。自費診療となりますが、その価値は十分にあります。
ナチュラルデンチャー
バネがなく、半透明の樹脂で作られたナチュラルデンチャーは、審美性に優れており、入れ歯であることを隠せます。自然な見た目と快適な装着感を求める患者様におすすめの自由診療です。
当院の入れ歯・義歯に対するこだわり
個別化されたフィット感
機能性と審美性の両立
快適な装着感
患者の生活スタイルへの配慮
機材
いつまでも噛む喜びを
当院では、患者様の笑顔と食生活の質を高めるために、最適な入れ歯・義歯の提供に努めています。一人ひとりに合わせた治療を通じて、皆様の快適な毎日をサポートします。個々のニーズに応じたカスタマイズされた入れ歯で、患者様の生活の質を向上させることを目指しています。