ホワイトニングの種類別の費用!効果を長持ちさせる方法も解説

歯のコラム 2024年08月21日(水)

こんにちは。千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」です。

ホワイトニングで綺麗な白い歯になった人

健康的な白い歯は表情を明るくさせ、若々しさの象徴でもあります。

しかし、毎日しっかりと歯を磨いていても、飲食や加齢によって徐々に歯は黄ばむことがあります。

歯を白くする治療にはセラミック治療とホワイトニングがあります。セラミック治療の場合、天然の歯を削る必要があります。健康な歯を削ることに抵抗がある方もいるでしょう。歯を削らずに白くできるのがホワイトニングです。

ホワイトニングを受けたいと考えたときに気になるのは費用でしょう。

今回は、ホワイトニングの費用について詳しく解説します。ホワイトニングの施術以外にかかる費用や効果を長持ちさせる方法についてもお伝えしますので、ホワイトニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングの費用

ホワイトニングの費用イメージ

ホワイトニングは見た目を良くする審美目的の施術であるため、健康保険は適用されません。自由診療のため、歯科医院ごとに費用は異なります。また、ホワイトニングにはいくつか種類があり、種類によっても費用は異なります。

ホワイトニングには、歯科医師や歯科衛生士が施術を行うオフィスホワイトニングと、患者さん自身がマウスピースとホワイトニング剤を使って自宅で行うホームホワイトニングがあります。

また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行うデュアルホワイトニングもあります。それぞれの費用の相場は、以下の通りです。

  • オフィスホワイトニング:2万円~7万円程度
  • ホームホワイトニング:1万円~4万円程度
  • デュアルホワイトニング:5万円~8万円程度

上記のほかに、美容サロンや専門店で行うセルフホワイトニングもあります。セルフホワイトニングの費用の相場は、以下の通りです。

  • セルフホワイトニング:2,000円~5,000円程度

セルフホワイトニングは安価であるため、手軽ですが、歯科医院で使用する濃度が高いホワイトニング剤は使用できません。そのため、仕上がりに満足できないケースも多いでしょう。

ホワイトニングの施術以外にかかる費用

歯のクリーニングをしている様子

ホワイトニングを受ける際には、施術以外にも費用がかかるケースがあります。ホワイトニングの施術以外にかかる費用は、主に以下のとおりです。

診療費・治療費

ホワイトニングをする前に、まずは歯科医院で診察を受け、虫歯や歯周病がないか、口腔内に問題がないかを確認します。その際に、虫歯や歯周病がみつかった場合には、ホワイトニングを行う前にまず治療をします。

そのため、診療費と場合によっては治療費が必要です。治療費はお口の状態や選択する治療内容によって異なります。保険が適用される場合、虫歯の治療では1,000円~1万円程度、歯周病の治療では1万~5万円程度が費用の目安です。治療する歯の本数や重症度にもよります。

歯のクリーニング費用

多くの歯科医院ではホワイトニングを行う直前に歯のクリーニングをします。歯に汚れが付着しているとホワイトニングの効果を得られにくいためです。ホワイトニングをする前に着色汚れや歯石を除去すれば、ホワイトニングの仕上がりもよくなります。

歯のクリーニングの費用の目安は、保険診療の場合は、1,000円~4,000円程度が目安です。

コーティングの費用

ホワイトニング直後の歯の表面は、通常よりも着色汚れがつきやすい状態にあります。そのため、歯科医院によっては、歯の表面をコーティングすることがあります。コーティングの費用の目安は、5,000円~1万円程度です。

ホワイトニングの費用が高いのはどうして?

ホワイトニングの費用が高いのはなぜか考えている人

ホワイトニングにかかる費用は、受ける施術の内容や歯科医院の方針によって違いがあり、幅があります。また、ホワイトニングは保険が適用されません。歯科治療において保険が適用されるのは、歯の機能を回復させるために行う治療のみです。

ホワイトニングは審美目的の施術であるため保険が適用されません。全額自己負担になるため、どうしても費用は高くなります。

また、歯科医院で行うオフィスホワイトニングは、歯について専門的な知識や経験のある歯科医師と歯科衛生士が施術をします。そのため、セルフホワイトニングよりも高くなるのです。

ホームホワイトニングであっても、歯科医師や歯科衛生士が患者さんのお口の状態を確認したうえでマウスピースを作成したりホワイトニング剤を処方したりします。セルフホワイトニングよりも品質や安全性において担保されているといえます。

また、歯科医院で扱うホワイトニング剤をセルフホワイトニングでは使用できません。

さらに、一度ホワイトニングをすれば永遠に白さを維持できるわけではありません。徐々にまた着色汚れはつくので、長期間白い状態を維持するためには継続的なフォローが必要です。そのため、定期的に費用がかかるのです。

ホワイトニングの効果を長持ちさせる方法

禁煙するイメージ

ホワイトニングは高額であるため、できるだけ白い状態を維持したいと考える方は多いでしょう。ここでは、ホワイトニングを長持ちさせる方法を解説します。

着色汚れがつきやすい飲食物は控える

カレーやワイン、コーヒー、ベリー系のフルーツなど、色が濃い食べ物・飲み物を口にすると歯の表面に着色汚れがつくことがあります。特にホワイトニング直後は、着色汚れがつきやすい状態であるため、そうしたものは口にしないようにしましょう。

オフィスホワイトニング後は1日~2日間程度、ホームホワイトニング後は1~2時間程度、これらの色の濃い飲食物は避けましょう。

禁煙する

タバコに含まれるヤニは、歯が黄ばむ大きな原因のひとつです。せっかくホワイトニングをして歯を白くしても、喫煙習慣が改善されなければ、再び歯が黄ばむ可能性があります。

そのため、喫煙者の方で、ホワイトニングの効果をできる限り維持したい場合は、禁煙しましょう。

歯磨きを欠かさない

ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには歯磨きをしっかり行うことが重要です。着色汚れがつかないように、食べたら歯磨きをするようにしましょう。外食先などですぐに歯磨きするのが難しい場合は、うがいだけでもある程度の汚れは落とせます。

ホワイトニング効果がある歯磨き粉を使用する

ホワイトニング効果がある歯磨き粉を使用するのもよいでしょう。歯科医院で行うホワイトニングほどの効果はありませんが、再び着色汚れが付着するのを防ぐことができます。

歯科医院で歯のクリーニングを受ける

歯科医院の歯のクリーニングでは、歯面清掃といって歯の表面をツルツルに磨きます。歯のクリーニングを受けることで、歯についた着色汚れはある程度きれいに落とせます。患者さんによっては、歯が白くなったと感じる方もいるくらいです。

ホワイトニング後、定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けることで、ある程度歯の白さを維持することができるでしょう。

まとめ

ホワイトニングで綺麗な白い歯になった人

今回は、ホワイトニングの費用について種類別に解説しました。

ホワイトニングにはいくつか種類があり、それぞれ費用は異なります。ホワイトニングは審美目的の施術であるため保険が適用されません。自由診療となるため歯科医院によって費用は異なりますが、高額です。

ホワイトニングを行う回数や選択するホワイトニング剤などによっても費用は異なります。費用と効果を踏まえて、検討するようにしましょう。

ホワイトニング後、しっかりとメンテナンスを行うことで白い状態を長持ちさせることができます。食後はしっかりとケアを行いましょう。そうすることで、虫歯や歯周病も予防できるので、お口全体の健康にもつながります。

ホワイトニングを検討されている方は、千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、インプラント治療やマウスピース矯正(インビザライン)、小児歯科、ホワイトニングなど、さまざまな治療に力を入れています。ホームページはこちらWeb診療予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。